« よく頑張った | トップページ | 匠の技 »

2007年10月24日 (水)

タタキ

Ca240008 ウンチクです。

「鰹の叩き」別名「土佐造り」とも言うが一般的には炙ったものをそう呼んでいる。
土佐(高知県)の食べ方なわけだが炙ったものが何故「タタキ」なのか?
鯵や鰯のタタキは包丁などで叩いている。
疑問に思っている人が多いみたい。

土佐の国では鰹を皿に並べ、その上に刻んだネギやらニンニクやらの薬味をぶっかける。
さらに醤油とポン酢(昔は酢だったらしい)等で作ったタレをかけ、味が馴染む様に手でビタビタ叩くのです。
これをやって始めて「タタキ」、炙るかどうかは関係無いんですね。

では何故、炙る様になったのか・・・
昔、チョンマゲの時代にこの地方で鰹のお刺身が原因で食中毒が出てしまったそうです。
そこで幕府から「鰹のお刺身禁止令」が発令されたそうです。
冷蔵技術が未熟の時代なので仕方がないようにも思いますが常に新鮮な魚を手に入れている漁師にとってはそんなの関係ないし刺身で食いてーんだよ!
しかし幕府の御達しには逆らえないので表面だけ炙って「これは焼き魚です」と言い張った。
つまり屁理屈から産み出された食べ方なのです。

やがて炙った鰹で作った「叩き」が全国へと伝わったものの、薬味とタレを先にぶっかけることより「炙る」事の方がインパクト強かったのでしょうか「炙る=タタキ」と認識されてしまったようです。
もしかするとお刺身禁止令が出る前は普通のお刺身でも「叩き」と呼んでいたのかもしれませんね。

以上、ウケウリでした・・・

|